(画像引用:Wikipediaより)
2016年12月13日から、オープンオンライン講座サービス「gacco」にて「社会人のためのデータサイエンス入門」が開講されています。何度かの改定を経て、2020年5月19日(火)より新学期が始まります。
gaccoとは
gaccoは、インターネットで学生や社会人問わず、誰でも受講できる「MOOC(Massive Open Online Course)」の日本版である「JMOOC」の公認サービスとして、NTTドコモが2014年から展開しているオンライン講座サービスです。
非常に広い分野の講座が展開され、会員数も68万人を突破しているようです。
NTTドコモは、それまでの通信事業に変わる新規事業として、EdTechなどの教育分野にかなり力を入れているのは確かです。ABCクッキングの買収も、その一つと言われています。
一動画、数分。週を基準としたカリキュラム構成
講座はWeek 1〜4まであり、1ヶ月間で終了します。1週のなかでも3〜10分程度の講座映像が7本程度あり、それほど長い時間を使わずとも受講は可能です。
1週ごとに課題(確認テスト)があり、最後の最終課題と併せて終了条件にある正解率を超えれば、修了証も発行されます。
データサイエンスとあるものの、講義の多くは統計の基礎知識に関するものが多く見られます。まあそうなりますよね。ただ、一般の教科書にあるようなワードや式の説明ではなく、実際の市場データや産業データを元に講座が展開されているので、短時間の割には意味の理解がしやすい印象を受けました。
オフィシャルスタディーノートで安心の学習体制
私の受講は2016年でしたが、本講座の補助教材である「社会人のためのデータサイエンス入門 改訂版 オフィシャル スタディ ノート」が販売されていました。

スタディノートの内容は、授業で展開されるスライドと解説のほか、最終課題の模擬問題や政府統計「e-stat」の解説などとなっています。有料とはいえ1,080円(送料別)なので、授業が無料なことを考えると、これから統計を初めてデータサイエンスに関わっていきたい方にはこれを持って安心して講座を受けるのが良いのかな、と思います。
開催スケジュール
2020年5月期 |
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データサイエンティストを目指したい方以外でも、統計基礎を学びたい方やe-Statを活用してみたい方にオススメな講座です。この機会に是非ご体験ください。